虹ヶ咲キャストの推しポイント 前半
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2ndライブのブルーレイ発売が近づいているということで、改めてこの作品に携わるキャストのどのようなところが推せるのかを、自分の推し観を振り返る目的で挙げてみようと思います。極めて主観的な推しポイントであり、ここに挙がっていない魅力も多々存在していることはあらかじめご了承ください。
国民的美少女コンテストのファイナリストに選ばれた経歴をもっていらっしゃる大西さんですが、そのビジュアルもさることながら、作品を通して少しずつ成長していく姿が正に歩夢ちゃんと重なる部分です。
これまでのライブでは、ステージの上で涙を流す場面が多く、1stライブでは投票で歩夢ちゃんが選ばれないのは自分の力不足によるものだと溢すこともありました。そんな大西さんでしたが、歩夢ちゃんの3rdソロ楽曲である「Say Good-Bye 涙」には「頼りなくてごめんねなんてもう二度と言わないよ絶対」という歌詞があります。これはこれまで自分に自信を持てていなかった歩夢ちゃんを表しているだけでなく、大西さん自身にも当てはまる力強い言葉で、2ndライブでは見事な笑顔で歌い切りました。
以前の記事でも書かせていただきましたが、とにかくキャラとそっくりな方です。
普段の相良さんとかすみちゃんを演じている時の相良さんとの声の切り替えが見事で、他のキャストからもネタにされるほどいじり愛されています。生放送やライブのMCでも周囲からいじられることの多い方ですが、あざとすぎる感のあるかすみちゃんの仕草をそのまま表現しているからこそのいじりになっているのだと思います。アニメでのランニングシーンで発された「かわいいかすみんが通りまーす」というセリフがアドリブだったということも、言われるまで気づかなかったほど自然にかすみちゃんになれているということでしょう。
結構濃いオタクトークをしたり、少し大きめのクッキーを一口でひょいひょい食べたりと、なんだかすごく身近な存在に感じられるのも個人的には大きな推しポイントです。
③桜坂しずく 役 前田佳織里さん
ムードメイカーで、常に周囲の和を作り上げている方です。「アミューズの狂犬」という異名を自称していますが、その実、小泉さんが加入した時に同じ事務所ということもあってか虹ヶ咲に馴染めるように声かけをしたり、ラブライブ!フェスの時には全グループのメンバーに手書きのメッセージを入れたお菓子を配るなど、コミュニケーション能力の塊です。
演劇とスクールアイドルの両立というしずくちゃんを演じるにあたって、世界観の表現というのは他のキャラ以上に重要となる要素ですが、ライブ中は前述したような陽気な印象とは打って変わって淑やかなパフォーマンスをされています。また、「オードリー」でのパフォーマンスは、身長の低さを感じさせないほど堂々としたものとなっており、演出もあいまって1stライブで披露された曲の中でも屈指のステージだったと感じています。
④朝香果林 役 久保田未夢さん
i⭐︎Risとしてこれまで8年という期間アイドルを続けており、キレのあるダンスはもちろんのこと、積極的に客席へ視線を配っているあたりは流石としか言いようがありません。特にダンスに関しては、クールでありながら情熱的な果林ちゃんの曲に不可欠な要素で、2ndライブで披露された「Fire Bird」ではバックダンサーの方々にも引けをとらないダンスだったと思いました。
また、踏んできた場数の多さも、新人が多い虹ヶ咲のメンバーにとっては大きな安心感となっていたでしょうし、グループを引っ張ってくれるお姉さんといった立ち位置は、果林ちゃんにも共通する部分だと感じています。
普段のTwitterでは非常にマイペースな久保田さんなので、果林ちゃんのイメージからするとギャップがあるかもしれませんが、個人的にはそれも含めての魅力だと思っています。
⑤宮下愛 役 村上奈津実さん
以前、久保田さんが村上さんのことを「努力の天才」（愛ちゃんの楽曲である「楽しいの天才」になぞらえて)と評していましたが、まさにその通りだと思います。愛ちゃんの楽曲はどれも息を切らさずに踊り切るだけでも難しそうなのに、愛ちゃんの最大の魅力である笑顔を絶やしてはいけないというのは尋常ではない体力が必要になってくると思います。そんな中で、村上さんは苦しそうな顔を見せずに笑顔でどの曲も歌いきっており、ステージを全力で楽しんでいる姿は愛ちゃんの雰囲気そのままです。特に2ndライブでの「楽しいの天才」は非常に激しいダンスでしたが、画面越しでも楽しさが伝わってくるような素晴らしいパフォーマンスでした。
ちなみに久保田さんへのリスペクトが強く、当初はまともに目を合わせることすらできなかったとのことで、「Just Believe!!!」のラストで久保田さんにハグされたときのガチ照れしている姿がめちゃくちゃかわいかったです。
残りの五名については後半で挙げていきたいと思います。
